シーモスの通信講座TOP > 回路設計、LSI関連技術解説/用語集 > アナログ回路、デジタル回路、オペアンプ回路の違いや特徴を説明
デジタル回路とは・・・
電気信号(電圧)が0(Hi)または1(Low)になる回路
アナログ回路とは・・・
電気信号(電圧)のが連続的な様々な値をとりうる回路
回路設計ができるとは・・・
アナログの場合・・・欲しいアナログ信号(電圧・電流)が実現できること
ただし設計するにあたりデジタルより細かい指標や制約あり
デジタルの場合・・・思い通りのデジタル信号処理を実現できること
つまり論理(ロジック)設計ができること
回路図を一見したところで、それがアナログ回路なのかデジタル回路なのか見分けがつかないと思います。
では出力波形を比較してみましょう。
アナログ回路の出力信号波形が曲線的、つまり様々な値をとるのに対し、デジタル回路の出力信号は直線的で、特定のステップで切り替わっていることがわかります。
つまり取り扱う信号の性質がアナログかデジタルかが異なるのです。
オペアンプはアナログ回路の重要要素なので、ほぼ例外なく使用されます。
RCローパス/ハイパスフィルタのように使用していないシンプルなものもありますが、アナログ回路設計CAD講座でもオペアンプを用いた回路がほとんどです。
回路設計CAD入門講座でもオペアンプを使用しています。アナログ回路ブロック全体で、オペアンプが使用されないことはありません。
オペアンプ自体は既存のものとして利用するという考え方ですが、オペアンプ自体の内部回路の設計もシーモスの通信講座では学べます。