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MOM容量

MOM容量は、「Metal-Oxide-Metal Capacitor(金属-酸化物-金属コンデンサ)」の略称です。
これは、半導体集積回路内の容量構造の一種です。

MOM容量は、金属の層間絶縁層(一般的には酸化シリコン)を介して金属の2つの層が形成されることによって構成されます。
金属-絶縁体-金属の構造を持ち、通常は平坦な表面上に形成されます。

この構造により、MOM容量は非常に高い容量密度を持ち、集積回路内の小さな領域に大きな容量を提供できます。

シーモスの回路設計CAD通信講座における位置づけ

シーモスの回路設計CAD通信講座内で回路設計するにあたり、容量の種類や周波数特性について言及することはなく、すぐに充放電できるものとして取り扱うことができます。