シーモスの通信講座TOP > 抵抗、容量、MOSトランジスタ

【電子書籍無料公開版】抵抗、容量、MOSトランジスタ30

7.ドレイン電流の式

ドレイン電流の式とはドレインとソース間に流れる電流(A=アンペア)を計算する式です。これは意味を理解したうえで最終的には暗記すべき式です。

Id=0.5μCox(W/L)×(Vgs-Vth)2

 これはMOSトランジスタに流れるドレイン-ソース間電流の式です。  
μ(ミュー):移動度と言い電流の流れやすさを示すパラメータです。NMOSとPMOSで値が異なります。
 Cox:トランジスタのゲートの単位面積あたりの容量です。
 W/L:トランジスタのWをLで割った値です。
 Vgs:ゲート-ソース間にかかる電圧です。
 Vth:しきい値電圧です。これもPMOSとNMOSで値が異なります。
しきい値電圧はトランジスタがONし(つまりチャネルが形成され)ドレイン-ソース間に定電流が流れるために必要な電圧です。

next